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ラジオのテストオシレータを作ろう~技術の進歩は凄げぇ、ゾ!編~

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寄り道..横道..(^^;;  スイッチドキャパシタフィルタで正弦波をつくるゾ..の巻

・前回の最後に『面白い石を見つけた』って書いた通り、今回はMAX7401/7405をイジッてみます。 ・オペアンプのフィルターが電圧降下に弱い事が気になっていて、何か良い石ないかな…ってMAXIMのWebサイトを徘徊していた訳です。 そしたら、『スイッチドキャパシタフィルタ』ってデバイスカテゴリに遭遇したわけです。 ・機能としてはデジタルフィルタの一種、どうせ制御にはマイコンが必要なんだろ?…って思いながら仕様を斜め読みすると、8PinDipってお手軽パッケージ、しかも基準クロックは内蔵又は外部から供給って書かれてる。 ・こ・れ・は・結構便利かもって直感が囁いたですよ。 早速サンプルを要求して、仕様書に書かれてる回路を組んでみます。 IC一個と0.1uFのコンデンサ二個ですよ、簡単過ぎで半信半疑です。

MAX7401/7405 で888Hzの波形整形をやります

・こいつに何をやらせたいかって言うと、オペアンプにやらせていた波形整形をやらせてみたい訳です。 要するに、888Hzの矩形波を正弦波にしたい訳です、高調波を取り除く訳です。

・で、前回作った455kHz発振回路には、幾つかのクロックが出てるんで、実験してみたいと思います。

・入力端子には888Hzの矩形波を入れて、クロックは910kHzを入れてみると多少肩の鈍った波形が出てきます。

・へぇ~、こんな動きするんだぁ、んじゃクロックを113kHzにするとこんな波形が出てきます。 ・綺麗な正弦波が出てきています、オペアンプのフィルターなんかめじゃないぞって感じですよね。

・クロックを更に落とせば帯域が狭くなるから、振幅が落ちてくるのかな、半分にしてみます。

すぐれモノ! MAXIM MAX7401/7405 スイッチキャパシタフィルタ

・単純な信号の場合だと結構使える事がわかった。 電源電圧を落として行っても、3.0V付近迄持ちこたえてくれるし、3.3Vもあれば正常な波形を出してくれる事がわかった。 ・前回作ったフィルターなんか、青くなって逃げ出しそうですよ。 価格も一個\200程度なので…採用したいんだけど、入手性がどうなんだろう、それが最大の問題だわ。 ・あとは、実際に音声信号を入れて聴いてみて、受信回路のAFフィルターに応用可能かを見極めたいなぁ。 ・面白い石が沢山あるんですよねMAXIMって。

・妄想癖の強い筆者はまたまた、昼間から妄想しちゃいました。 こいつに、100kHz~500kHz位の可変OSCを組み合わせたら、面白いAFフィルターになるよなぁ~、、、、って。 そのくらいのOSCなら、555で簡単に実現で…(以下省略、、、。 先に テストオシレータを完成させなさ~い!。(^^;;; kazu

(ken)

目次~8回シリーズ~

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