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独自企画 radio1ban×ChatGPT共同プロジェクト

独自企画 radio1ban×CachGPT共同プロジェクト

生成AI × ラジオ設計――自作ラジオとAI活用の可能性

新刊では、16年ぶりとなる4石スーパーラジオの再設計にあたり、いま話題の生成AI「ChatGPT」を積極的に活用しました。驚くべきことに、部品番号だけを伝えただけで回路の意図を読み取り、的確なアドバイスを返してくれるその姿は、まるで電子工学に精通したパートナーのよう。新刊では、筆者とAIとの実際の対話もそのまま掲載し、「生成AIとともにラジオを設計する」リアルな体験を共有します。

生成AIは“使える道具”か、“頼れる仲間”か

近年、OpenAIの「ChatGPT」やGoogleの「Gemini」に代表される生成AIは、もはや一部の研究者の道具ではなく、一般の電子工作愛好家やアマチュア無線家にも手の届く存在となりました。AIにプロンプト(指示文)を入力するだけで、回路設計や不具合のヒントを即座に得られる時代です。

しかし、その便利さの裏には、「ハルシネーション(幻覚)」と呼ばれる誤情報の混入や、情報の学習期限による制約も存在します。筆者自身も、タイトル画像の文字生成で漢字を誤魔化された経験から、AIの“おバカな一面”に苦笑いしたこともあります。

それでも、本書で取り扱うようなアナログラジオ回路の技術――すでに確立された電子工学の世界においては、生成AIの精度と信頼性は想像以上に高いと実感しています。

ラジオ製作愛好家と生成AIの、これからの付き合い方

ラジオ製作に取り組む方々の多くは、長年の経験や勘を武器に、独自のノウハウで設計を重ねてきたことでしょう。そこに生成AIという“もうひとつの視点”が加わることで、新しいアイデアや問題解決の糸口が見つかるかもしれません。

無線ラジオ研究の新しいテーマ「独自企画 radio1ban×CachGPT共同プロジェクト」と題して、生成AIとの会話を通じて無線ラジオの楽しみを紹介していきます。(kazu)

ただし書き

  • radio1ban技術部では、OpenAI社のChatGPT Teamプラン(有償)を使用しています。使用モデルは、GPT-4o,  GPT-4.1, GPT-4.5などです。モデルが多く正直カオス状態です。
  • 当方は業務の都合上有償プランを使ってますが、使用回数や応答速度を気にしなければ無償でOKです。
  • OpenAI社のChatGPTを選んだ理由は、世界で最も利用されている生成AIだからです。GoogleのGeminiも良いと思います。シェアはChatGPTが70%、Geminiが50%と聞いています。
  • 今後ご紹介するradio1banとChatGPTの会話の著作権は、ChatGPT利用者であるradio1banにあります。OpenAI社の利用規約「利用者の権利: ChatGPTが生成したコンテンツに対する使用権は、利用者に付与されます。」
  • ハルシネーション(幻覚)はゼロではない」のが現実です。radio1banでは可能な限り検証、裏取りを行っておりますが、ご提供する情報に対して、今一度ご自身で検証をお願いいたします。
  • もし間違いや疑問点がありましたら問合せ画面からご連絡下さい。

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