ハードディスク交換、タダでは面白くない~回転モニタ回路の追加
・前回は波形の観測迄で終わっていたので、今回はHDD交換の顛末記を…。
・まず、SPMの回転モニタ回路を作ります。
・波形観測の結果、40~50KHzあたりのPWM+1ms間隔のスイッチング制御である事が判明しています。
さて、これをどう加工して遊んでやろうか…。
1ms間隔のパルスとして取り出して、カウンタICと複数のLEDでルーレット風に回転させようか…
SPMって一定速で回転してるから変化がなくて面白くないなぁ。
・回転中はLEDが点灯して、停止中はLEDが消灯すれば最低限のモニタは出来るな。
うん、そうしよう!って勝手に仕様を決めてしまいます。
・で、出来たのが下の回路、本業の合間に作ったんで”ま、この位だろう…”って定数で組んでありますが、ちゃんと動作はします。
SPAMの回転モニタ回路 定数は適当(^^;;~でも動作確認済み
・アクセスランプも光らせたい?そんな人は(↓)下の回路を追加で組んでくださいね。
・くれぐれもHDDに半田こてを入れる事になるので、慎重に&自己責任って事を念頭に置いてチャレンジしてください
( こんな事真似ようなんてお馬鹿な奇特な人はいないと思いますが… )。
・補足事項:
PCのHDDアクセスランプは、IDEインターフェースのDASPと言う名称の信号を表示しています。
レベルは負論理なので、アクティブ時は”L”レベルになります。
“H”レベルはHDD内部&メインボード側でプルアップされますので、3.3V又は5Vになります。
HDDアクセスランプ回路(追加してください)
HDDの回転モニタ・アクセスランプ実装風景(^o^)/
・で、完成したのが(↓)下の写真、アクリル板を加工して、冷却ファンも装着、完全装備であります。
・LEDはサンプルで貰ったチップ(1608サイズなので半田付けに苦労した)の赤と青です。
・(↓)裏側から見たところ、スケルトンはちょっと時代遅れかな(笑)。
…、…、ん?、なんだこれ? (-_-;;
・動作もOK、LEDもちゃんと点灯するし、冷却ファンのお陰で温度も30度前後で安定してるし
HDDクラッシュ事件はこれで解決、机の上を整理しましょっ。
…、…、ん?、なんだこれ?
・実験室のサブマシンとしてときたま稼働するAopenのAX533B-TUBE、去年の夏に秋葉原で
叩き売りしてたんで購入した(山積みになっていて、一枚3980円だった)メインボードの様子が
おかしい。
・これもケースに入れずアクリル板に貼り付けて使ってるんですが、そのお陰で異変に早く気が付いた訳です。
・何処がおかしいかって言うと…。
電解コンデンサが膨れて発射寸前です。
このメインボードの製造時期から考えても充分に該当しそうですね、台湾の粗悪コンデンサー事件に。
(↑)今にも破裂寸前です。
あんたぁ、そんなに怒ったら血圧上がるで(笑)。
・封止ゴムもはみ出して、かなり危険な状態です。(↑)
・上部の防爆切り込みが無ければ、間違いなく”発射”していたと思われます。
・HDDクラッシュを片づけたら今度はコンデンサのパンク、本業の他に雑用が増えてるこの頃です。
次はこの腐れコンデンサの交換をしたいと思います。
…、…、…、何やってるんろ、オレ。ま、いっか。
(ken)