CD-10 真空管ラジオのレストアマニュアル
真空管ラジオの修理・調整・レストアに有益な情報データを、CD-ROMに満載して販売いたします。
今回は、トランス型5球スーパーラジオ受信機を中心に解説しました。(トランスレス型5球スーパーラジオ、高一ラジオ(局型123号)、並三、並四、通信型は、続いて制作中です)
ST管5球スーパーラジオと、MT管5球スーパーラジオを実際にレストアした内容を、2つのチュートリアル形式で詳説。レストア整備のアプローチが分かる整備に役立つ5球スーパーラジオ回路図(実測電圧や極性など、詳細コメント付き回路図)
- 5球スーパーラジオの回路図に対応した、部品1つ1つの働きや使い方を詳説
- 14箇所のポイントをオシロスコープで観測した高解像度の波形
- 木製キャビネットケースの再塗装と手入れ法
- 実際のレストア作業で長年愛用している必須の工具・ツール
- 実用になるS(信号強度)メータ回路や、音質調整回路など、性能アップ回路の紹介
- 26本のラジオ管のピン配置図と規格表(ST管, MT管, GT管)
目 次
MT管5球スーパーラジオ(トランス型)回路図 | |
ST管5球スーパーラジオ(トランス型)回路図 | |
はじめに | 2 |
免責事項とお願い | 2 |
懐古~ラジオ少年 | 2 |
ST管5球スーパーラジオ(トランス型)回路各部品の詳説 | 15 |
オシロスコープで見るラジオ回路 | 19 |
波形1~AC100V | 20 |
波形2~1次電源平滑 | 20 |
波形3~2次電源平滑(B電圧) | 20 |
波形4~6Z-P1プレートに出る信号波形 | 21 |
波形4~6Z-P1プレートに出る無変調時のノイズ(1) | 21 |
波形4~6Z-P1プレートに出る無変調時のノイズ(2) | 21 |
波形5~6Z-P1グリッド入力信号 | 22 |
波形6~6Z-DH3Aグリッド入力信号 | 22 |
波形7~6Z-DH3Aダイオードプレート整流出力(無変調) | 22 |
波形7~6Z-DH3Aダイオードプレート整流出力(1kHz/30%変調) | 23 |
波形8~6D6プレート出力(無変調) | 23 |
波形8~6D6プレート出力(1kHz/30%変調) | 23 |
波形9~検波出力(CRフィルタ通過後、AVC電圧、1kHz/30%変調) | 24 |
波形9~検波出力(CRフィルタ通過後、AVC電圧、無変調) | 24 |
波形10~6D6グリッド入力(455kHz信号) | 24 |
波形11~6WC5プレート出力(455kHz信号) | 25 |
波形12~6WC5局発信号(バリコン最大・525kHz受信) | 25 |
波形12~6WC5局発信号(600kHz受信) | 25 |
波形12~6WC5局発信号(1000kHz受信) | 26 |
波形12~6WC5局発信号(1400kHz受信) | 26 |
波形12~6WC5局発信号(バリコン最小・1767kHz受信) | 26 |
波形13~6Z-P1プレート出力NHK男性アナのニュース読み | 27 |
波形13~6Z-P1プレート出力NHK第1放送無変調時 | 27 |
波形14~出力トランス2次側(8Ω)NHK男性アナのニュース読み(1) | 27 |
波形14~出力トランス2次側(8Ω)NHK男性アナのニュース読み(2) | 28 |
波形14~出力トランス2次側(8Ω)NHK第1放送無変調時 | 28 |
波形観測の風景 | 29 |
波形観測に使用した信号発生器 | 29 |
真空管ラジオのレストアについて | 30 |
レストアとは? | 32 |
真空管ラジオの入手方法 | 33 |
相場は? | 33 |
やっぱりヤフオク | 33 |
意外に?お薦めがeBay | 33 |
商品の選び方 | 34 |
チュートリアル(1)~MT管5球スーパーラジオのレストア | 35 |
before – 前面から見る | 35 |
before – 上から見る | 36 |
before – 後ろから見る | 36 |
before – 下から見る(配線のようす) | 37 |
レストアの進め方について | 37 |
レストア方針をたてる | 37 |
重要な課題 | 38 |
分解作業 | 39 |
整備メモ(電源回路まわり) | 39 |
整備メモ(局発まわりの配線) | 39 |
CRとリード線の取り外し | 40 |
バリコンの取り外し | 41 |
電源トランスの取り外し | 42 |
ボリューム、ロータリースイッチ等の取り外し | 44 |
ハトメ留めされた真空管ソケットの取り外し(失敗) | 45 |
部品の整理 | 47 |
抵抗値、容量値の測定 | 47 |
整備メモ(抵抗・コンデンサの測定リスト) | 48 |
IFTの分解 | 49 |
IFTのチェック | 52 |
IFTのクリーニング | 53 |
IFTの組立 | 54 |
バリコンのクリーニング | 56 |
バリコンのチェック | 58 |
シャーシの錆取りと塗装 | 59 |
駆動部品チェックと整備 | 63 |
電源トランスのチェック | 65 |
整備メモ(電源トランスの出力電圧) | 66 |
電源トランスの錆取りと塗装 | 67 |
アンテナコイルと局発コイルのチェック | 70 |
整備メモ(アンテナコイルと局発コイル) | 70 |
ボリュームの分解とクリーニング | 71 |
電源用電解ブロックコンの分解と新品交換 | 73 |
真空管ソケットとシャーシの加工 | 76 |
配線開始 | 78 |
ヒーター配線と真空管ヒーターテスト | 79 |
配線 | 80 |
整備メモ(上側部品配置図) | 80 |
整備メモ(裏側部品配置図) | 80 |
ハンダ付け成功のコツ!(からげ配線) | 81 |
ハンダ付け成功のコツ!(こての当て加減) | 81 |
ハンダ付け成功のコツ!(チューブで保護) | 81 |
配線例(6BE6周り) | 82 |
配線例(6AR5,6X4・電源周り) | 82 |
実体配線写真(シャーシ裏側) | 83 |
初の灯入れ式 | 84 |
ダイアル糸張り | 85 |
ダイアル糸張り完了のようす(上方向から見る) | 88 |
ダイアル糸張り完了のようす(正面から見る) | 88 |
簡易S(信号)メータ回路の付加 | 90 |
整備メモ(Sメータ回路 TS-511タイプ改) | 90 |
音楽プレーヤ入力回路の付加 | 92 |
調整 | 93 |
(1)IFTの調整(上側コア) | 94 |
(2)IFTの調整(下側コア) | 94 |
(3)IFTの調整(繰り返し) | 94 |
(4)トラッキング調整(下限周波数) | 94 |
(5)トラッキング調整(上限周波数) | 95 |
(6)トラッキング調整(繰り返し) | 95 |
(7)アンテナ同調回路の感度調整 | 95 |
レストア完了後のラジオをYouTubeで見る | 96 |
真空管5球スーパーラジオと iPhone 4 の相性はGOOD! | 96 |
MT管5球スーパーラジオで聞く~ラジオ深夜便OP~栗田アナ | 96 |
完成 | 97 |
チュートリアル(2)~ST管5球スーパーラジオのレストア | 99 |
まずは“記念撮影” | 99 |
シャーシをケースから取り出す | 100 |
電源初投入前に検査をしましょう | 102 |
出力(アウトプット)トランスの検査 | 102 |
真空管のヒーター断線検査 | 103 |
配線の検査 | 103 |
電源平滑用電解コンデンサ(ケミコン)の検査 | 104 |
電源電圧の確認 | 105 |
真空管ヒーターの確認 | 105 |
ラジオの動作確認 | 106 |
レストア方針を決める | 107 |
入手したラジオの状態 | 107 |
レストアの方針 | 107 |
レストア作業の実際 | 108 |
真空管のクリーニングと保管 | 108 |
ケースの清掃 | 109 |
木製ケースの水洗いの手順 | 109 |
観察~ダイアルパネル・指示針・ダイアル糸 | 110 |
IFTの分解と点検・修理 | 111 |
電解コンデンサの新品交換 | 114 |
ボリューム | 118 |
バリコン | 121 |
アンテナコイル・局発コイル・パディングコンデンサ | 125 |
電源トランス | 127 |
ダイアル指示針とダイアル糸張り | 131 |
真空管ソケット | 135 |
真空管シールドケース | 137 |
パイロット・ランプ(豆電球) | 138 |
シャーシ | 139 |
ネジ(ビス・ナット) | 143 |
配線前の準備(部品整理箱) | 145 |
配線 | 146 |
配線完了後のようす(下からシャーシを見る) | 149 |
上から見る部品配置 | 151 |
オリジナルの配線のようす(下から見るシャーシ) | 153 |
上から見るオリジナルの部品配置 | 155 |
調整と動作確認 | 156 |
レストア完了後のラジオをYouTubeで見る | 160 |
レストア途中~ST管5球スーパーラジオの音色 | 160 |
レストア中~ST管5球スーパーラジオ~火入れ式 | 160 |
真空管ラジオの音と波形~ラジオ深夜便OP~柴田祐規子アナ | 160 |
真空管ラジオの音と波形~NHK AMラジオ時報 | 160 |
真空管5球スーパーラジオの音質向上計画(NFB & TONE) | 160 |
打倒マジックアイ!5球スーパーラジオにSメータを付ける | 160 |
レストア完了! | 161 |
木製ケースのレストア(補修・塗装) | 163 |
再塗装か?オリジナルか?それが問題だ | 163 |
塗装方法を決める | 164 |
塗装はがしの前にやる事 | 165 |
(銘板)貼り紙剥がし | 165 |
パネルへのプリント(最大の課題) | 166 |
塗装剥がし | 168 |
剥がれ・外れの補修 | 171 |
破損の補修 | 174 |
開いた穴の補修(パテ) | 175 |
との粉塗り(木目止め) | 180 |
塗装の準備(試し塗り) | 184 |
塗装の準備(マスキング) | 185 |
塗装(カラーニスとオイルステン) | 186 |
仕上げ(乾燥その他) | 188 |
レストアで使う工具・ツール | 192 |
テスター(デジタル・マルチ・メータ) | 192 |
テスターの測定棒(オプション) | 192 |
アナログテスター | 192 |
LCRメータ | 193 |
はんだごて | 193 |
はんだ | 193 |
ピンセット | 194 |
マイナスドライバ | 194 |
プラスドライバ | 194 |
ニッパ | 194 |
ペンチ | 195 |
はんだ吸い取り線 | 195 |
はんだ吸い取りポンプ | 195 |
やすり | 196 |
ホットボンド(グルーガン) | 196 |
BOXドライバ(スパナ・レンチ) | 197 |
はさみ・カッター | 197 |
コアドライバー | 197 |
洗浄・潤滑(化学薬剤) | 198 |
万能洗浄剤 | 199 |
強力洗浄剤 | 199 |
研磨剤(コンパウンド) | 200 |
整理箱など | 200 |
ハケ | 200 |
綿棒(大・小) | 201 |
ワニ口クリップ | 201 |
エンパイヤー(ガラス)チューブ | 201 |
リード線・すずめっき線 | 202 |
ドラフティングテープ | 202 |
瞬間接着剤 | 202 |
部品整理皿 | 203 |
ミニルーター | 203 |
はんだごてTipリフレッサー | 203 |
真空管ピン矯正治具 | 203 |
リーマ | 204 |
シャーシパンチ | 204 |
ヘラ | 204 |
標準信号発生器(SSG) | 205 |
オシロスコープ | 205 |
電子電圧計(バルボル) | 205 |
オーディオ信号発振器 | 205 |
エアーコンプレッサ | 206 |
ラジオ受信機の構成部品詳説 | 207 |
受信用アンテナについて | 207 |
アースについて | 207 |
アンテナコイルの設計 | 208 |
共振周波数・リアクタンス表 | 208 |
コイル設計表 | 209 |
コイルを巻くとき何回巻けるか?(電線表) | 210 |
アンテナコイルの製作について | 210 |
保安球について | 211 |
入力同調周波数について | 212 |
炭素系皮膜抵抗について | 212 |
中間周波トランス(IFT)について | 212 |
数種類ある中間周波数 | 212 |
トランジスタ用IFTと流用について | 212 |
真空管用IFTの仕様 | 212 |
455kHzの一般的な市販品の例 | 213 |
TRIO μ同調IFT T-26 (MT管用) | 213 |
TRIO FM用10.7MHz IFT R10.7 | 213 |
463kHzの市販IFT(昭和24年頃) | 213 |
STAR(富士製作所)I.F.T. Data (データシート) | 214 |
配線の色別について | 215 |
JISの5色色別(5色法) | 215 |
JISの9色色別(9色法) | 215 |
AVC回路について | 216 |
AVC回路のフィルタ(R4,C2)の最適な時定数 | 216 |
信号強度(Sメータ)について | 216 |
Sメータ回路について | 217 |
Sメータ回路例(IF管のカソード電圧で振らせる) | 217 |
Sメータ回路例(検波電流で振らせる) | 218 |
Sメータ回路例(IF管のプレート電流で振らせる) | 219 |
S単位(Sメータ)とアンテナ端子入力電圧 | 220 |
RST方式による信号強度(S)の表示 | 220 |
SINPOコード | 220 |
マジックアイ(MAGIC EYE)について | 221 |
マジックアイ同調表示回路の例 | 222 |
総合設計時における真空管ラジオの標準利得 | 222 |
感度階級と真空管ラジオ受信機 | 222 |
各種受信機のの感度特性図 | 223 |
スピーカの特性例 | 223 |
ピックアップの特性 | 224 |
抵抗カラーコード | 224 |
抵抗E系列 | 226 |
コンデンサ容量の読み方・誤差等級コンデンサ容量の読み方 | 227 |
コンデンサの耐圧 | 228 |
コンデンサの小数点表記と小容量表示について | 228 |
電解コンデンサについて | 228 |
ボリュームの回転角度対抵抗値カーブ | 229 |
ラジオ受信機の調整方法 | 230 |
テスターのみで調整する | 230 |
用意するものは | 230 |
低周波出力を測定する方法 | 230 |
中間周波増幅管のカソード電圧を測定する方法 | 230 |
耳によるカンピュータで測定する方法 | 230 |
トラッキング調整の手順(単一調整) | 230 |
周波数目盛りが無い場合 | 231 |
調整時のトラブル対策 | 231 |
ラジオの調整用測定機 | 232 |
テスターを低周波出力計として利用する | 232 |
テスターを同調表示器として利用する | 232 |
真空管とその周辺回路について | 233 |
真空管の性能低下と寿命 | 233 |
カンタンに判る真空管のボケ判定法 | 234 |
ゲッターについて | 234 |
真空管の故障 | 235 |
真空管性能回復の方法 | 235 |
整流管について | 236 |
出力管について | 236 |
中間周波増幅管(6D6)について | 236 |
ST管のシールドケースについて | 236 |
MT(ミニチュア)真空管のソケット処理について | 237 |
トランスレス方式におけるヒーター直列接続法 | 237 |
トランスレスラジオ真空管の例 | 237 |
ヒーターの接続順序 | 237 |
不足分の抵抗値計算方法 | 237 |
抵抗安定管(バラストランプ)について | 238 |
電力増幅管と出力(アウトプット)トランスについて | 238 |
主な電力増幅管の規格 | 238 |
ラジオの改良・性能アップ | 239 |
負帰還回路(N.F.B.)について | 239 |
音質調整(トーンコントロール)回路について | 239 |
高音域減衰(ハイ・カット)回路の実例 | 240 |
低音域減衰(ロー・カット)回路の実例 | 241 |
高音域補強回路の実例 | 241 |
低音域補強回路 | 242 |
高音域・低音域総合音質調整回路 | 243 |
真空管のピン配置図・規格 | 244 |
配置図・規格の見方 | 244 |
ST管のピン番号の見方 | 244 |
MT管のピン番号の見方 | 244 |
GT管のピン番号の見方 | 245 |
ST管の規格 | 246 |
6W-C5 周波数変換管 | 246 |
6D6,6C6 中間周波増幅管 | 246 |
6Z-DH3A 検波・三極管 | 246 |
UX-26B 低周波増幅・検波管 | 247 |
42 電力増幅 | 247 |
6Z-P1 電力増幅 | 247 |
80BK (HK) 整流管 | 248 |
80 整流管 | 248 |
12F 整流管 | 248 |
5Z3 整流管 | 249 |
MT管の規格 | 250 |
6BE6 周波数変換管 | 250 |
6BA6,6BD6 中間周波増幅管 | 250 |
6AV6 検波・三極管 | 250 |
6AR5 電力増幅 | 251 |
6AQ5 電力増幅 | 251 |
30A5 電力増幅 | 251 |
35C5,50C5 電力増幅 | 252 |
5M-K9 整流管 | 252 |
6X4 整流管 | 252 |
35W4 整流管 | 253 |
GT管の規格 | 254 |
6SA7 周波数変換管 | 254 |
6SK7-GT 中間周波増幅管 | 254 |
6SQ7-GT 検波管・三極管 | 255 |
35L6-GT 電力増幅 | 255 |
5AR4 整流管 | 255 |
35Z5-GT 整流管 | 256 |
接着剤の使い方 | 257 |
木工用接着剤 | 257 |
エポキシ系接着剤 | 257 |
合成ゴム系接着剤 | 258 |
瞬間接着剤 | 258 |
ビニール用接着剤 | 258 |
タイル・コンクリート用接着剤 | 259 |
その他の接着剤 | 259 |
接着剤を選択するときの注意 | 260 |
両面テープの利用 | 261 |
参考文献 or情報源 | 262 |
ラジオ1番(radio1ban)について | 262 |
本書について | 262 |
商品の情報
タイトル: CD-10 真空管ラジオのレストアマニュアル
Repair and Restore Manual for Tube Radio
ISBNコード: ISBN978-4-9906426-6-2 C2855 1800E
お届けするもの: CD-ROM 1枚
内容: PDF形式ファイル 日本語264頁
読み方: Adobe アドビ社のAdobe Reader(アクロバット) 6以上でご覧下さい。印刷可。
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