CD-12 高1中2通信型受信機のレストアマニュアル YAESU FRDX400編
往年の名機、YAESU FRDX-400 八重洲無線の真空管HF受信機の整備マニュアルです。
酷い錆、ホコリが山積の完全ジャンク真空管受信機を、自分自身の手で、元の性能と輝きに復元する為の実践的マニュアルです。もちろん他の真空管通信型受信機にも応用できます。
このマニュアルは、回路図や取扱説明書だけでは解らない、分解・修理・調整・手入れ・塗装・組立の解説に重点を置きました。最新のデバイスを使用したBFO代替え試作回路も掲載しました。
レストア完了後のYAESU FRDX400
目 次
目次 | |
はじめに | 9 |
レストア完了後に使って見て | 10 |
八重洲FRDX-400について | 12 |
八重洲FRDX-400のブロックダイヤグラム | 13 |
高周波増幅 | 13 |
第1局部発振 | 13 |
第1周波数混合(変換) | 14 |
第2局部発振(VFO発振) | 14 |
VFO発振周波数とサブダイアル | 14 |
第2周波数混合(変換) | 14 |
455kHzフィルタ | 14 |
Tノッチフィルタ(REJECTION TUNING) | 15 |
中間周波増幅 | 15 |
AM検波回路 | 15 |
SSB/CW検波回路 | 15 |
搬送波発振器(BFO) | 15 |
CW1,CW2モード(側波帯反転) | 15 |
FM検波 | 15 |
AGC回路 | 15 |
ANL(ノイズリミッター) | 16 |
低周波増幅・電力増幅 | 16 |
スケルチ回路・ミュート回路・モニター回路 | 16 |
電源回路 | 16 |
100kHz/25kHzマーカー回路 | 16 |
FIX(水晶制御)回路 | 16 |
レストアの方針を決める | 17 |
現在の状態を把握する | 17 |
前面パネルの状態 | 17 |
後面パネル | 18 |
シャーシ上部 | 19 |
ボディケース | 19 |
シャーシ下部の点検(メイン配線) | 20 |
ヒューズの確認 | 20 |
目険による部品の検査 | 21 |
動作確認について | 22 |
レストア作業面から見たFRDX-400特有のクセ | 22 |
レストアの方針 | 23 |
レストア完了後のFRDX-400 | 24 |
分解 | 29 |
最初はケースを取り外す | 29 |
真空管を抜く | 30 |
使用真空管リスト | 30 |
ダイアル・つまみを取り外す | 30 |
前面パネルのフレームを取り外す | 32 |
前面パネルを取り外す | 33 |
エンブレムを取り外す | 33 |
八重洲無線のお家芸ビニールシート | 34 |
Sメーター・パイロットランプを取り外す | 34 |
ボリュームなどのワッシャを取り外す | 35 |
パネルとシャーシを分離する | 35 |
プリセレを取り外す | 36 |
水晶(クリスタル)を抜く | 37 |
メインダイアル目盛板と減速機構の取り外し | 39 |
VFOと、ギア機構の取り外し | 40 |
フィルタ基板 | 42 |
マーカー基板 | 44 |
後続作業のための部品取り外し | 44 |
アンテナ端子 | 44 |
スライドSW | 45 |
出力トランス、REJECTION TUNING(Tノッチ) | 45 |
チョークトランス | 47 |
スケルチ/モニター、パイロットランプ、その他.. | 47 |
分解完了後の様子 | 49 |
錆取り・洗浄 | 49 |
水洗いか?否か?それが問題だ | 49 |
シャーシの錆取り | 50 |
錆取り液を塗る | 51 |
直ぐに水洗い | 52 |
錆取り効果を確認 | 52 |
洗浄(汚れ落とし) | 53 |
直ぐに水分除去 | 54 |
乾燥させる | 55 |
錆取りの仕上げ | 56 |
反省... | 57 |
つまみのイモネジ | 57 |
VFOケース、プリセレ台座、チョークコイルなど | 59 |
塗装 | 62 |
部品の手入れ | 67 |
ロータリーSW | 67 |
減速メカとダイアル機構 | 69 |
バリコン | 72 |
メカニカルフィルタの手入れ | 73 |
国際電気カタログMF-455-10AZシリーズより | 76 |
フィルタ基板の手入れと、自分好みのフィルタを設定する | 77 |
真空管の手入れ | 79 |
点検・修理 | 80 |
初回電源投入時の問題点メモ | 80 |
問題点の対処結果 | 80 |
故障箇所の発見方法について | 81 |
FRDX-400各部の電圧値表 | 82 |
FRDX-400各部の抵抗値表 | 82 |
故障発見治具の定番 | 83 |
抵抗焼損の原因と修理 | 83 |
不良部品と交換について | 85 |
調整 | 86 |
1)各部の電圧測定 | 87 |
2)BFO回路 | 88 |
3)455kHz IF回路 | 89 |
4)455kHzフィルタの調整 | 90 |
5)Tノッチフィルタ | 91 |
6)VFO回路 | 92 |
よく間違えるミス【注意】 | 93 |
FRDX-400のゼロビートの取り方【注意】 | 93 |
VFOの出力波形 | 94 |
7)第1中間周波回路 | 95 |
8)第1局部発振回路 | 96 |
第1局部発振回路の調整ポイント(巻末にある「調整ポイント図より抜粋」) | 96 |
第1局発周波数表 | 97 |
9)高周波増幅回路 | 98 |
10) 5650kHzトラップコイル | 99 |
12) Sメーターゼロ点調整 | 99 |
組み立て | 100 |
VFOの組立 | 100 |
REJECTION TUNING、ANL、AGC | 103 |
Sメーター、PRESELECT、VFO SELECT、MONITOR/SQL、パイロットランプ | 103 |
減速メカ、メインダイアル目盛、ダイアルパネルの取り付け | 106 |
水晶の取り付け | 107 |
前面パネル保護シートをどうするか? | 108 |
前面パネル取り付けの前作業 | 108 |
前面パネルのシャーシへの取り付け | 109 |
サブダイアルの取り付け | 111 |
前面パネルに枠を取り付ける | 113 |
ケースと真空管をセットして組立完了! | 114 |
改造 | 115 |
455kHz IFフィルタの変更 | 115 |
モードSWとフィルタ基板の実体配線図 | 115 |
BFO回路の試作実験 | 117 |
安価なセラロックを使用したBFO回路の試作実験 | 117 |
プログラマブル水晶発振器によるBFO回路(CWピッチ変更に対応) | 122 |
FRDX-400への実装 | 126 |
BFO水晶の特注について | 128 |
CWのピッチについて(今後の課題) | 129 |
レストアで使用するツール | 130 |
資料データ | 130 |
作業環境 | 131 |
基本工具 | 132 |
作業の補助ツール | 137 |
化学関係 | 139 |
測定機 | 141 |
材料部品 | 143 |
配線用のリード線 | 143 |
データ集 | 144 |
使用真空管の規格 6BZ6 | 145 |
使用真空管の規格 6U8 | 146 |
使用真空管の規格 6BE6 | 147 |
使用真空管の規格 12AT7 | 148 |
使用真空管の規格 6BA6 | 149 |
使用真空管の規格 6BM8 | 150 |
使用トランジスタの規格 2SC372 | 151 |
使用トランジスタの規格 2SC735 | 152 |
使用トランジスタの規格 2SC696 | 153 |
その他のトランジスタ・FET | 154 |
ダイオードについて | 154 |
点検修理用電圧値表 | 155 |
点検修理用電圧値表 | 156 |
プログラマブル発振器BFO試作回路図 | 157 |
調整ポイント図(シャーシ上) | 158 |
調整ポイント図(シャーシ下) | 159 |
FRDX-400ブロックダイアグラム | 160 |
参考文献 or情報源 | 161 |
ラジオ1番(radio1ban)について | 161 |
本書について | 161 |
見本~メインダイアル目盛と減速メカの取り外し
見本~VFO(第2局発)回路の調整
見本~調整ポイント(シャーシ上側)、調整ポイント(シャーシ下側)
フロントパネルのレストア前→レストア後
商品の情報
タイトル: CD-12 高1中2通信型受信機のレストアマニュアル YAESU FRDX400編
Title: The FRDX400 Restoreation Manual
ISBNコード: ISBN978-4-9906426-7-9 C2855 1300E
お届けするもの: CD-ROM 1枚
内容: PDF形式ファイル 日本語163頁
読み方: Adobe アドビ社のAdobe Reader(アクロバット) 9以上でご覧下さい。印刷可。
サポート マニュアルに書き切れなかった内容や個別のお問い合わせは、いつでもお受けいたします。
価格・ご購入は?
価格は、1,300 円 送料無料です。